『高慢と偏見』の作者、ジェイン・オースティンに関する本が発売されました。
原著はこちら。
翻訳版がこちら。
『ジェイン・オースティン 家族の記録』
日本語タイトル | 『ジェイン・オースティン 家族の記録』 |
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英語タイトル | Jane Austen: A Family Record |
作者 | ディアドリ・ル・フェイ( Deirdre Le Faye ) |
定価 | 5,800円+税 |
頁数 | 592ページ |
『ジェイン・オースティン 家族の記録』目次
監訳者まえがき【内田能嗣/帝塚山学院大学名誉教授】
第1章 オースティン一族とリー一族 1600-1764年……【訳:中尾真理/奈良大学名誉教授】
第2章 ディーンとスティーヴントン 1764-75年……【訳:田村妙子/元奈良産業大学非常勤講師】
第3章 インドとフランス 1752-85年……【訳:安達みち代/大阪府立大学名誉教授】
第4章 スティーヴントンの子ども時代 1775-86年……【訳:早瀬和栄/佛教大学ほか非常勤講師】
第5章 家族の生活 1786-92年……【訳:大口郁子】
第6章 初期作品 1787-92年……【訳:津田香織/同志社大学嘱託講師】
第7章 若きジェイン 1792-96年……【訳:清水伊津代/元近畿大学教授】
第8章 スティーヴントン在住最後の数年 1796-99年……【訳:直野裕子/甲南女子大学名誉教授】
第9章 リー=ペロー家とバース 1799-1801年……【訳:押本年眞/同志社大学名誉教授】
第10章 バース、およびイングランド西部地方 1801-04年……【訳:宮副紀子/宝塚医療大学保健医療学部教授】
第11章 バースとサウサンプトン 1804-08年……【訳:前田淑江】
第12章 サウサンプトンとチョートン 1808-09年……【訳:杉村寛子/大阪電気通信大学共通教育機構教授】
第13章 最初の出版 1809-12年……【訳:奥村真紀/京都教育大学教育学部准教授】
第14章 『高慢と偏見』 1813年……【訳:皆本智美/摂南大学外国語学部准教授】
第15章 『マンスフィールド・パーク』と『エマ』 1814-15年……【訳:坂本武/関西大学名誉教授】
第16章 『エマ』と『説得』 1816-17年……【訳:川口能久/立命館大学名誉教授】
第17章 伝記 1817年以後……【訳:藤田繁/金沢大学名誉教授】
監訳者解説──
ジェイン・オースティン、「一本のバラ」から小宇宙へ【惣谷美智子/神戸海星女子学院大学現代人間学部教授】
ジェイン・オースティンの生涯【年譜】……【訳:西山裕子/武庫川女子大学教育学部講師】
作者 ディアドリ・ル・フェイ( Deirdre Le Faye )
Wikipediaによりますと、ディアドリ・ル・フェイ( Deirdre Le Faye )はイギリスの作家兼文芸評論家。
また、大英博物館の中世後期美術部で働いていました。 ジェイン・オースティンの伝記的研究の第一人者だそう。
以下のような本を出版しています。
一番下の『図説 ジェイン・オースティン (シリーズ作家の生涯)』は非常に興味深く面白かったです。写真もふんだんに使われており、文章は平易。わたしのようなファンでも純粋に楽しむことができました。もう中古本しかないのが残念ですが…
今回、刊行された『ジェイン・オースティン 家族の記録』は『図説 ジェイン・オースティン (シリーズ作家の生涯)』をより詳細に学術的にした内容なのかしらん?と想像しています。
いずれにしろ、価格が税込み6,000円を超えますので、主婦のお小遣いではたやすく買えそうにありません( ;∀;)
いずれ図書館でお目に掛かれることを期待したいと思います(^^)/
原著はこちら。
翻訳版がこちら。