イメージ画像 女の子

1798年から翌年にかけて執筆された『スーザン』という小説がそのままの形で出版された作品。

ジェイン・オースティンはこの作品を熱心に売り込んだが、出版社の評価は低く、彼女の死後、兄ヘンリーによって『ノーサンガー・アビー』と改題され、出版。出版は死後であるが、実質の処女作。

タイトルの『ノーサンガー・アビー』とはヘンリーの実家、ノーサンガー館をさします。

あらすじ

子どもの頃のキャサリン・モーランドを見た人は、誰もこの娘がヒロインになると思わないだろう、とオースティンはヒロインを紹介します。

が、年頃になり、美しくなったキャサリンは近所に住むアレン夫妻に連れられてバースへ行きます。当時のバースは上流階級の人たちの一大社交場でした。

舞踏会、散歩、買い物といった華やかな日々を過ごす中、遊び人のジョン・ソープや牧師のヘンリー・ティルニーなどに出会う。

ヘンリーの父親の館、ノーサンガー・アビーに招待されたキャサリンは現実と空想を混同してしまい、ヘンリーの父親のティルニー将軍が妻を殺したのではないか、と想像を膨らませた結果、大きな失敗をすることに。

くわえて、ティルニー将軍の勘違いなどもあったが、最後にヘンリーとめでたく結ばれます。

書籍

created by Rinker
¥1,045 (2024/03/19 20:11:43時点 Amazon調べ-詳細)

created by Rinker
¥2,420 (2024/03/19 20:11:44時点 Amazon調べ-詳細)

映像化

created by Rinker
アルバトロス (映像)
¥5,270 (2024/03/19 20:11:44時点 Amazon調べ-詳細)

created by Rinker
アイ ヴィー シー
¥1,957 (2024/03/19 20:11:45時点 Amazon調べ-詳細)